「浴室を締め切るのは嫌だ」、「浴室を換気したいけどプライバシーも守りたい」…そんな方には浴室用のブラインドがおすすめです。
今回は浴室にはじめてブラインドを設置される方のために、メリットや選び方、メンテナンス方法をご紹介します。
Contents
●浴室にブラインドを設置するメリット
浴室にブラインドを設置すると多くのメリットがありますので、さっそく見てみましょう。
・入浴しながら換気ができる
露天風呂は涼しさと暖かさを両方感じられて気持ちいですよね。ご自宅の浴槽も換気して外気を取り入れれば、ちょっとした露天風呂気分が味わえます。
とはいえ、窓を開けてしまうと当然の事ながら外から丸見えになってしまいますよね。
ブラインドはスラッドの角度を狭めに調整すれば外気も入ってきますし、プライバシーも守られます。
・お掃除中も換気ができる
入浴中に換気ができるということは、お掃除中も換気ができるということです。この場合はスラッドの角度をちょっと広めにすることで効率的に換気をすることが可能です。
また、ブラインドが邪魔をするので泥棒などの侵入防止にもつながります。
・カビが生えにくい
お風呂にカーテンを設置するとすぐに湿気でカビが生えてしまいます。特にジメジメした梅雨の時期はカーテンも乾きにくく、すぐにカビが生えてしまいます。
一方、金属製のブランドであればカビが生える心配もありません。
・掃除がしやすい
日頃のメンテナンスがしやすいのもブラインドのメリットです。カーテンは丸洗いをする必要がありますが、ブラインドは水をかけて乾燥させるだけでもきれいになります。万が一汚れが付着してしまっても、カーテンと比べて落としやすいです。
●浴室用のブラインドを選ぶポイント
浴室にブラインドをつければ、換気もしやすくてメンテナンスも楽、そしてカビも生えにくいというメリットがあることがおわかりいただけたかと思います。
ここからは浴室用のブラインドの選び方を考えてみましょう。
・素材に気をつける
ブラインドにはアルミをはじめさまざまな素材があります。木のブラインドやレザー調のブラインドもあり、非常におしゃれなのですが、腐食したりカビが生えたりする可能性があるため、浴室には不向きです。カビがつきにくいアルミ製のブラインドがおすすめです。
・錆に強いブラインドを選ぼう
アルミは錆びにくい金属ですが、全く錆びないわけではありません。そこで少しでも錆に強いものを選びましょう。各メーカーからは防錆コーティングがしてある耐水タイプのブラインドが販売されています。
スラッドはもちろん、部品類も錆びにくいものを使っているので、浴室でも安心して使えます。
・スラッドの幅が広いものがおすすめ
浴室で使うときには先程もご説明したようにプライバシーを守りやすいものを選ぶ必要があります。スラッドの幅が広いブラインドのほうが、スラッド同士が重なりやすいため外から見えづらくなりますので、なるべく幅が広いものを選びましょう。
・浴室にマッチするものを選ぼう
デザイン面も大切。せっかく選ぶなら気に入るものを選びたいですよね。ブラインドといっても今はさまざまなタイプのものがあります。会社で使われるような白いものから、ブルー、ピンク、ブラックまで。基本的に浴室の壁と同色か、似たような色のものを選びましょう。特におすすめなのは空間が広く見える明るい色のものです。
●浴室用ブラインドメンテナンスのポイント
いくらカビが生えにくい、錆が生じにくいといっても、メンテナンスをしないといつかはカビや錆が発生するものです。ブラインドは定期的に清掃やメンテナンスをしてください。
毎日できるメンテナンスとしては換気です。入浴後は窓を開ける、あるいは換気扇などを使って浴室に湿気がこもらないようにしましょう。これはブラインドだけでなく浴室全体を守ることにもつながります。
換気をすれば仮にカビの胞子があったとしても、そこから菌が成長しづらくなります。
また、入浴後にはブラインドにさっと水をかけて換気で乾燥させれば汚れが付着するのも防げますので、汚れを付けたくない場合には入浴後に水をかけてあげましょう。
万が一カビが発生してしまった場合には市販のカビ取り剤をスプレーすることでカビを除去することができます。
特にブラインドの上部やスラッドが重なり合っている部分はカビが発生しやすいので、定期的にチェックすると良いでしょう。
派手にカビが発生してしまった場合は、一度ブラインドを外してしまい、カビ取りスプレーを使ってカビを除去して、きれいに乾燥させてください。
ブラインドを使えば浴室がもっとおしゃれになり、外気を取り入れればちょっとした露天風呂気分。カビや汚れもつきにくいので、メンテナンスさえすれば長持ちします。ぜひ、浴槽にブラインドを取り入れてみて、快適なバスタイムをお楽しみください。