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革製品の臭いの原因って何?どうやって取れば良いの?

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革製品を新しく買ったときは、製品から革特有の臭いがしませんか?あの臭いが真新しさを感じさせて良いという方もいますが、あまりにも臭いが強いと気になって使いにくいですよね。

そもそもあの臭いの原因は何なのでしょうか?臭いを取ることはできるのでしょうか?今回は革の臭いのあれこれについて解説します。

 

●新品の革の臭い。何が原因なの?

そもそも、新品の革にはなぜ臭いが付いているのでしょうか?まずはその原因から見ていきましょう。

もともと革を構成するコラーゲンやタンパク質という物質には臭いがありません。しかし、動物の革を製品にするには多くの工程が必要となり、その過程で臭いが付着してしまうのです。

まず、原料の状態にある皮には、腐食を防ぐために防腐剤が使われます。その後、細かい毛を取り除くために脱毛剤が下処理として塗られます。
そして「なめし」という工程に入ります。皮が革製品になるときで、このなめしによって革の耐久性や質感、肌触りが変わってきます。担任やアルデヒドなどのなめし剤に革を浸して、その後油分を加えて乾燥させ、厚みを均等にして染色し、革製品の素材となるのです。
最後に、仕上げ剤を使って仕上げを行い、切断して接着・縫製などの加工を行います。

ざっくりと説明すると、以上のような工程を経て動物の皮が革素材となり、製品となるわけですが、その過程で多くの薬剤が使われていることがおわかりいただけたかと思います。

革の製造工程で使われる、なめし剤や接着剤といった薬剤に含まれる成分が、あの新品の革についている臭いの原因なのです。

こうした臭いは時間が経過するとともに薄くなっていきますが、仕上げが不十分であったり、出来上がってからそれほど期間が経っていなかったりすると臭いが強く感じられることがあります。

また、梱包されている状態で臭いが充満するのも、革の臭いが強く感じられる要因です。

 

●新品の革の臭いを取る4つの方法

新品の革の臭いは先程もご説明したように放置しておけば次第に薄くなっていくので、通気性が良くて直射日光が当たらない場所に置いておけば問題ありません。
しかし、せっかく新しいものを買ったのですから、すぐに使いたいというのが人情というもの。また、あまりにも臭いが強いと不快感を覚えたり、気持ち悪くなったりする可能性もあります。

そこで、新品の革の臭いを早く除去する方法を4つご紹介します。

・重曹を使う

重曹には消臭効果があり、もちろん新品の革にも効果的です。
方法はとってもかんたん。大きめの袋や箱に革製品と重曹を一緒に入れておくだけ。よくある45Lのゴミ袋くらいの容積であれば、300gくらいの重曹が適量です。
その際に、重曹は編み目が細かい布などに包んで入れて下さい。

この状態でしばらく放置すれば、臭いが早く軽減されます。

・革クリーナーを使う

革は水洗いができませんが、専用のクリーナーを使えば洗うことができます。通常は革に汚れが付着したときに使うものですが、革の臭いを取るときにも効果的です。
スプレータイプのものが1,000円以下で売られています。この革クリーナーをスプレーして柔らかい布で拭き取るだけで、革に付着していた薬剤の成分が除去されて、臭いが軽減されるのです。

・レザーオイルやクリームを塗る

革クリーナーほどではありませんが、レザーオイルやクリームを塗るのも効果的です。こちらも安いものだと1,000円以下で購入することができます。
オイルやクリームを少量革につけて、柔らかい布で伸ばすようにしながら拭き取りましょう。

臭いが軽減されるのはもちろんですが、耐水性が向上する、汚れが付着しにくくなる、艶が出る、柔らかくなる、風合いが良くなるというように、メリットもたくさんあります。

ただし、オイルやクリームが革を変色させる可能性もあるので、まずは目立たないところでごく少量を塗ってみて、色合いや風合いがどのように変わるのかを確認した上で使って下さい。

・クリーニングに出す

どうしても我慢できない場合は革製品を扱っているクリーニングに出すのも1つの手段です。
自己流でケアを行うと革製品を痛める、変色や変質などを起こす危険性もありますが、プロに任せればそのリスクも少なくて済みます。

ただし、ある程度の期間とお金がかかることがデメリットです。

 

●間違った消臭方法を行うと革製品がダメになる危険性も…

革の臭いを取りたいからといって、水洗いしたり、洗剤を使ったり、消臭スプレーを吹きかけるのは厳禁。革はとってもデリケートな素材なので、水や洗剤でかんたんに変質し、風合いが変わってしまったり、色落ちしてしまったりします。

今回ご紹介した4つの方法であれば、革の変質のリスクも少なく、臭いも比較的早く除去することができます。特にクリームやオイルなどを使えば革を長持ちさせることにもつながりますので、一石二鳥です。ぜひ、革製品を買って臭いが気になる場合には参考にしてみてください。

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