就職祝いにはプレゼントを渡すだけでも喜ばれますが、一緒に言葉のプレゼントを贈るともっと素敵です。あなたの気持ちが伝わり、きっと本人にとって励みになります。
そこで今回は就職祝いのメッセージを書くポイントを例文つきで解説。さらに効果的なメッセージの贈り方もご紹介します。
●就職祝いのメッセージを書くポイント
それではさっそく就職祝いのメッセージを書くためのポイントを例文つきでご紹介しましょう。
お祝いの言葉を記す
まずは、冒頭にお祝いの言葉を記しましょう。就職は悲喜こもごもだと思いますが、社会人デビューはおめでたいことに間違いありません。
最初にお祝いの言葉を述べることで、ダイレクトに気持ちが伝わります。
【例文】
・就職おめでとう!
・就職おめでとうございます。
・新しい門出を心から祝福いたします。
就職できたことを一緒に喜ぶ
次に、「就職できたことを私も喜んでいますよ」という感情を伝えると良いでしょう。
両親や恋人、友人など大切な人が喜んでいることがわかると、自分も嬉しくなるものです。
【例文】
・立派な社会人に成長して嬉しく思っています。
・夢が叶ってよかったね。
・これで社会人の仲間入りですね!
就職活動をねぎらう
特に第一志望の職場に就職できた、就職活動を頑張っていた、あるいは逆になかなか就職先が見つからずに就職活動に苦労した人には、就職活動の労をねぎらうメッセージも効果的です。
【例文】
・夢を叶えられたのはひとえに●●さんの努力の結果ですね。
・就職前線が厳しい中、苦労が報われて一安心ですね。
・●●さんは本当に頑張っていましたよね。
期待を込めたメッセージを贈る
社会人になれば楽しいことばかりではありません。むしろ辛いことの方が多いかもしれません。困難に立ち向かえるよう激励のメッセージを贈ってあげてください。
【例文】
・社会人生活は楽しいことばかりではないかと思いますが、くじけずに頑張ってください。
・苦しいときもありますが、その分楽しいこともあるはずです。
・毎日大変だとは思いますが、●●さんだったら絶対乗り越えられると思います。
これからも応援していることを伝える
社会人となると人間関係も一変します。日頃接するのは職場の人や取引先が中心。自分の時間もあまり持てなくなり、家族や恋人、友人と過ごす時間も学生時代と比べると減るかもしれません。
「今の関係がずっと続くんだ」と思わせられるメッセージを贈ると素敵ですね。
【例文】
・辛いことがあったらいつでも相談してくださいね。
・忙しくなるとは思うけど、また遊びに来てくださいね。
・離れ離れになってしまうけど、友達なのは変わらないよ。
健康と活躍を祈るメッセージを伝える
最後の締めとしては、やはり健康と活躍を祈るメッセージを述べるのが定番です。
【例文】
・健康にはくれぐれも注意してください。
・社会人として活躍期待しています。
・健康とご多幸をお祈りします。
以上のようなポイントを押さえれば、感動するメッセージが贈れること間違いなし。完成形を見てみましょう。
“就職おめでとう。
●●さんが就職できたことは私にとっても大きな喜びです。
ずっと就職活動で頑張ってきた姿を知っているので、努力が報われて本当に良かったと思います。
社会人になれば楽しいことも辛いこともあるかと思いますが、●●さんだったらきっと乗り越えられるでしょう。
忙しくなるとは思うけど、いつでも遊びに来てくださいね。
健康にはくれぐれも注意して、頑張ってください。“
このようなイメージとなりますので、参考にしてみてください。
就職祝いのメッセージには忌み言葉に注意
就職祝いのメッセージを書く上で一点注意してほしいのが「忌み言葉」。たとえば受験生の前で「落ちる」と言うのがNGなのはよく知られていますが、これは就職祝いでも同様です。
「落ちる」「崩れる」「滑る」「傾く」といった言葉は縁起が悪いので使わないようにしましょう。
「取り消す」や「中止」という言葉は、内定や入社取り消しを連想するのでNGです。
他にも「倒れる」「苦」「死」といった言葉も忌み言葉となっています。
悪気は無くても、相手にとっては不快に思われることがありますので、以上のような忌み言葉は極力避けましょう。
ただし「苦しいときはいつでも相談してね」みたいな文脈であれば問題ありません。
就職祝いのプレゼントにメッセージカードを添えよう
就職祝いのメッセージを贈るにはやっぱりプレゼントにメッセージカードを添えるのが一番。社会人にふさわしい名刺入れや財布に「期待しているよ!」というメッセージが添えられていると素敵ですね。
就職祝い用にメッセージカードを添えて包装してくれるショップもありますので、そういったショップを選べば文章を贈るだけで簡単にメッセージカードが作れて、プレゼントとして一番良い形で添付し、ラッピングまでしてくれます。
ぜひ、今回ご紹介したポイントを参考にメッセージを作って、就職を果たした大切な人に言葉のプレゼントも贈りましょう。