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アルミブラインドの特徴とメリットとデメリットとは?

投稿日:2017.8.24 更新日:




ブラインドといって思い浮かべるのが、会社などで使われていることが多いアルミブラインドではないでしょうか。使い勝手が良く、コストパフォーマンスも高いので、多くの人や企業から支持されています。
今回はそんなアルミブラインドのメリットとデメリットについて考えてみましょう。

アルミブラインドのメリット

アルミブラインドにはメリットいっぱい。使ってどんな良いことがあるのか見ていきましょう。

・通気性が良い
アルミブラインドはスラットの角度を床と平行になるように調整すれば風が入りやすくなるため、通気性も良くかつ太陽の光も遮ってくれます。

スラットの角度を変えれば風が入る量や方向も自在に変えることができるので、とくに自然の風を取り入れたい方におすすめです。

・採光が調整しやすい
スラットの角度が調整できるので風だけでなく、部屋に取り入れられる光の量も調整することができます。

カーテンだと「開く」と「閉める」の2択しかないので、閉めると暗くて開けると眩しいということもありますが、ブラインドであれば調度良い明るさを選択することができます。

・価格が安い
ブラインドには他にも木製やレザー、布などさまざまな種類がありますが、アルミブラインドは最も廉価で、既製品であれば千円台からありますので、カーテンや他の材質のブラインドよりも安価で手に入れることも可能です。

窓のサイズやカラーなどが選べるオーダーメイドは価格が高くなりますが、それでも1万円以内で機能性もデザイン性も良いものを十分手に入れることができます。

・カラーバリエーションが豊富
ブラインドというと白というイメージがあるかもしれませんが、実はカラーも豊富なのです。
白系でも安っぽさを感じさせないアイボリーやクリーム色、寝室や書斎など落ち着いた部屋にぴったりなブラックやグレー、ブラウン、かわいらしいパステルカラーなどさまざま。お部屋の雰囲気によって好きな色を選ぶことができます。

・折れにくい
スラットは柔軟性があるアルミを利用していますので、衝撃や力が加わっても木や丈のようにボキッと折れてしまうことはありません。
ただし、あまりにも強い力や衝撃が加わるとスラットが曲がって変形しますので注意してください。

アルミブラインドのデメリット

アルミブラインドにはメリットもたくさんありますが、デメリットも少なからずあります。後悔しない買い物をするためにも、きちんとデメリットについても把握しておきましょう。

・温かみが少ない
ブラインドというと会社の事務所や公共施設にあるものを思い浮かべる方も多いかと思います。白くて金属感があるので、無機質な印象を持っている方も少なくないかと思います。

メリットの部分でカラーを選べることを紹介しましたが、色を変えてもやはり金属が素材になっているので、カーテンと比べると温かみが少ないような印象を与えてしまいます。

・音がうるさい
通気性が良いブラインドですが、風が強いとブラインドが動いて窓や壁にあたって音が出ます。また、昇降などでブラインドを触るときにもスラットが擦れあって音がしますので、うるさいと感じることもあります。

・遮熱性が低い
ブラインドは通気性がある分遮熱性は隙間なく窓をカバーするカーテンよりも劣ります。設置したときに窓との間やスラットどうしの間にどうしても隙間ができてしまいますので、閉めた状態でも空調で冷やした・温めた空気が逃げやすくなりますし、隙間風も入りやすくなります。

・遮光性が低い
遮熱性と同様、隙間から光が漏れてくることがあります。特にスラットが細いものはスラッド同士の隙間ができやすくなり、外からの光が漏れやすくなりますので注意が必要です。

・壊れたら買い換える必要も
メリットの部分で「折れにくい」と説明しました。確かにブラインドのスラット部分は耐久性が高いです。よく壊れるのはブラインドを昇降させるシャフトやストッパーなどの部品です。
部品が破損してしまった場合は買い換える必要があり、再度取り付け作業も行わなければいけません。
他にも昇降コードが絡んだり切れたりするというトラブルも起こりえます。

カーテンの方が良い場合もある

使い勝手が良いアルミブラインドですが、デメリットもあることがおわかりいただけたのではないかと思います。
窓まわりを考える際にはデメリットも事前にしっかりと把握しておくことが大切です。

「安く済ませたい」「自然の風を取り入れたい」という方にはアルミブラインドがおすすめですが、音や遮光性・遮熱性、デザイン性という観点でみると、カーテンを選んだほうが良い場合もあります。

音や光、温度という要素は意外とストレスになるものです。実際取り付けてみて「イメージと違った」とならないよう、ブラインドとカーテンそれぞれの良い点と悪い点をしっかりと考えながら選びましょう。

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