インターネットで物を買うのが当たり前な今、通販でブラインドを選ぶ、あるいは買う方も多いかと思います。
しかし、現物が見られない分、通販でブラインドを買うときには家具店で現物を見ながら買うときよりも注意する必要があります。
そこで、今回は通販でブラインドをオーダーする際の5つのポイントをご紹介します。
Contents
1、どのような取り付け方法にするか
ブラインドにはさまざまな取り付け方があります。大きく分けて窓枠の外側に取り付ける「正面付け」、窓側の内側に取り付ける「天井付け」、カーテンボックス内に取り付ける「カーテンボックス付け」の3種類があります。
窓枠の形状や材質によって取り付け方法が異なるもの。例えば窓枠の外枠にあまりスペースがない場合は天井付けを選択する必要がありますし、窓枠の内側がサッシになっている場合は正面付けを選択する必要があります。
2、窓のサイズに合ったものを選ぼう
取り付け方法が決まったら次は窓の寸法を測りましょう。これは通販に限らないのですが、「ブラインドを買ったけど窓のサイズと合わなかった」というミスが一番多いですので、正確に測ることが大切です。
正面付けの場合は窓枠の外寸と同じか、それ以上の大きさのものを選びましょう。窓枠の外側に取り付けるので、多少オーバーしても問題ありません。
天井付けの場合は、窓側の内側の寸法から1cmほど引いた寸法のブラインドを選びましょう。窓枠の内側に取り付けるので、特に正面付けと違ってはみ出すことができないため、正確に採寸を行ってください。
カーテンボックス付けの場合は、幅はボックスの内寸から1cm引いた寸法を、高さボックスの内寸から窓底面までの寸法よりも少し大きめのものを選ぶと良いでしょう。
こちらもカーテンボックスより大きな幅は取り付けることができません。ただし、高さについてははみ出すことも可能です。
3、タイプをしっかりと把握しておこう
次に操作タイプを選びましょう。家具店ではサンプルなどで操作性を確認できますが、ネット通販では確認することができませんので、事前にどのようなタイプがあるのかを把握しておくことが大切です。
「ロッド型(ワンポールやポール型とも呼ばれる)」はロッドでブラインドの昇降と角度を調整することができます。ロッドの下部にあるイコライザーを下に引けばブラインドが上がり、下に少し引いて止めるとブラインドを下ろすことができます。ブラインドの角度はロッドを左右にひねります。
ロッド1本だけなので見た目がスマートです。
「コード型(チェーン型よも呼ばれる)」は、コードを使うことでブラインドを昇降させたり、角度を変えたりすることができます。
室内側のコードを引くとブラインドが上がり、室外側のコードを引くとブラインドが下がります。
特に重くなってしまうウッドタイプのブラインドや大きなサイズのブラインドでも簡単に操作できます。
ポール型とチェーン型を組み合わせたものが「コード&ロッド式」です。コードで昇降して、ロッドで角度を操作します。
コードとロッドで役割が独立しているので、操作性が良いのが特徴です。
それぞれの特徴や操作性を考えた上で、どのタイプにするかを決めましょう。
4、デザインのパターンもいろいろ
ブラインドといえば会社の事務所にあるような、白くて横にスラッド(羽)が付いているものを想像するかと思います。
このタイプのものでも良いのですが、ちょっと無機質な印象がありますので、せっかくであればデザインや色がスタイリッシュなものを選んでお部屋とコーディネートするのがおすすめです。
色はスタイリッシュな黒や、かわいらしいピンク、高級感あるベージュや茶色などさまざま。デザインもオードソックスな横型のものから、縦型のもの、スラッドが細いものまでざまざまです。
ネット上には商品写真の他にも取り付けイメージなどが掲載されているので、ご自分のお部屋に合うかどうかを考慮しながら選んでください。
5、素材にも着目しよう
色やデザインだけでなく、ブラインドの素材もバリエーションに富んでいます。
木のぬくもりが感じられる木製のもの、風通りが良くて夏場でも涼しさを感じられる竹、カーテンのような質感がある布、高級感あふれるレザーなどさまざまです。
素材によってお部屋の雰囲気がガラリと変わるので、どんな素材のものがあるかもチェックしておきましょう。
ブラインド選びには窓に合う寸法や取り付け方法ができるものを選んで、なおかつ部屋にマッチするものを選ぶことが大切です。
取り付け方法や寸法を間違えると取り付けることすらできず無駄遣いになってしまいますが、サイズや取り付け方法がしっかり合っていて尚かつ部屋とマッチするデザインや素材のものを選べば、お部屋のおしゃれなインテリアにもなるのです。
せひ、ネットで選ぶ際には以上のような5つのポイントを押さえて、お部屋にピッタリと合うブラインドを選んでくださいね。