犬の引っ張り癖を矯正するハーネスとして「イージーウォークハーネス」が注目されていますが、実際に引っ張り癖は治るのでしょうか?使用するにあたって注意することはあるのでしょうか?
イージーウォークハーネスの特徴や引っ張り癖に良いと言われているメカニズムから、実際に引っ張り癖が治るのかどうなのか、リサーチしてみました。
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●そもそもイージーウォークハーネスってどんなハーネス?
多くのハーネスは胴輪が8の字型になっていて前脚の後ろと胸を通して、後ろの金具にハーネスをつなぐ形となっています。
首輪と違って首が締まらないので、犬が苦しい思いをしないのが特徴です。犬の体に負担やストレスをかけないのがメリットとも言えますが、首が締まることで苦しくなり、引っ張るのを止めるという側面もあります。
そのため、首輪と比べると自由に動けるので、首輪と比べると引っ張り癖の矯正が難しいのがデメリットです。
イージーウォークハーネスは通常背中に付いている首輪を留める金具が前に付いています。そのため犬が引っ張って前に出ようとすると、通常のハーネスよりも力がかかりやすくなります。
軽い力でも犬に飼い主を伝えやすくなるので、引っ張り癖の矯正にも効果的と言われています。
●イージーウォークハーネスで引っ張り癖は本当に矯正できるのか?
愛犬の引っ張り癖に悩んでいる飼い主さんにとっては、やはり「イージーウォークハーネスは本当に引っ張り癖を矯正できるのか?」が最大の関心事だと思います。
ネットの口コミなどを見ていると、たしかに「引っ張り癖が治った」「犬の動きをコントロールできるようになった」という意見も見られますが、同時に「イージーウォークハーネスを使っても思ったほど効果がなかった」「使ってみたけど引っ張り癖は治らなかった」という意見も多く見られます。
確かにイージーウォークハーネスは引っ張り癖を軽減できるものの、「引っ張らせない」という道具ではありません。いくらイージーウォークハーネスを装着させたとしても、飼い主さんがリードして、引っ張ったときに抑止しなければいつまで経っても引っ張り癖は治りません。
また、犬は集団で生活する動物で、上下関係を重視します。自分より目上の存在に対しては従順ですが、目下と思っている存在に対しては尊大です。
イージーウォークハーネスを使っても引っ張るのを止めないのは、犬が飼い主さんを下に見ていて、舐められている可能性もあります。そうなると言うことを聞いてくれませんし、道具を使っても引っ張り癖を矯正するのは難しいです。
まずは、犬との関係を見直し、飼い主が先導できるような関係を構築しなければいけません。
確かにイージーウォークハーネスを使うことで犬の動きを制御しやすくなりますが、同時に飼い主がしっかりとリードする、犬に立場をわからせるトレーニングを併用することが大事です。
注意したいのは、イージーウォークハーネスだけでなく、ハーネス全般に言えるのですが「外れやすい」ということです。首は頭や胴体よりも細いので当然外れにくいのですが、ハーネスは一番太い胴体を胴輪がカバーしているので、どうしても首輪と比較すると外れやすくなります。
また、金具が前についていることと、リードが胸の部分に当たるということで、犬が異物感や痛みを感じる場合があります。
細いハーネスは前脚の付け根や胸に食い込みますし、特に材質が硬めのものを使うと犬の肌を傷つける場合もあります。引っ張った瞬間にハーネスやリードが強くこすれる場合も考えられるので、注意して見てあげてください。
●引っ張り癖を矯正するならウェアハーネスがおすすめ
引っ張り癖はなるべく早い段階で矯正したいものです。そこでおすすめなのが、ASHUの「ウェアハーネス」。お洋服のような、おしゃれと実用性を兼ね備えた新しいスタイルのハーネスです。
従来のハーネスよりも広い面積をカバーするので、引っ張っても犬の体に負担をかけることなく、しっかりと動きを制御できます。
お洋服のように前脚を通すタイプなので、絞め付けなくても抜ける心配もありません。肌に当たる部分はメッシュ素材を採用しているので、肌触りも良くて異物感もなく、他のハーネスと比べても抵抗が少ないです。
装着も前脚を通して、背中のマジックテープとカッチンを留めるだけ。あとはリードをつなげればお散歩に出かけられます。
デザインパターンは8種類。「おしゃれ」「かわいい」「クール」「あたたかい」など、好みや季節によって着せ替えられます。きっとすれ違う人々の視線を集めることでしょう。
http://www.houndcom.com/shopdetail/018002000007/
愛犬の引っ張り癖に困っている方は、このウェアハーネスを試してみるのも良いかもしれません。着心地も良いし、苦しくない、それでいて引っ張りを矯正できるので、愛犬にとっても、飼い主さんにとっても、楽しいお散歩が実現するかと思います。