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アーティフィシャルフラワーってなに?造花との違いは?

投稿日:2017.10.13 更新日:




「アーティフィシャルフラワー」という言葉を聞いたことがあるかもしれませんが、造花との違いがイマイチわからないという方も多いかと思います。
そこで、今回はアーティフィシャルフラワーとは何か?造花とどう違うのかを解説していきます。

 

アーティフィシャルフラワーは造花の一種

結論から言いますと、アーティフィシャルフラワーは造花の一種です。
2002年から日本アーティフィシャルフラワー協会と、花材メーカーである東京堂が人工的な花を「アーティフィシャルフラワー」と呼ぶよう普及し続けてきました。

「アーティフィシャル(artificial)」は「人工的な」という意味、「フラワー(flower)」はご存知のとおり花なので、アーティフィシャルフラワーとは「人工的な花」というわけで、造花となるわけです。

その後、他の花材メーカーも同様に造花のことをアーティフィシャルフラワーと呼ぶようになったのに加えて、アーティフィシャルフラワー教室も増えてきたこともあって、この呼名が浸透してきました。

言葉自体は新しいですが、造花を使ったフラワーアレンジメントの歴史は古く、紀元前2000年くらいからヨーロッパや地中海周辺で行われていると言われています。エジプトやギリシャでは宗教的なイベントやお祝いのときにアーティフィシャルフラワーが使われていたという記録が残っていて、ローマ帝国の時代には庶民の家庭にアーティフィシャルフラワーが飾られていたそうです。
これほどの歴史があるなんて、ちょっと驚きですよね。

 

全ての造花がアーティフィシャルフラワーではない

アーティフィシャルフラワーは造花であることがおわかりいただけたかと思いますが、全ての造花がアーティフィシャルフラワーではありません。

アーティフィシャルフラワーという言葉を作った、日本アーティフィシャルフラワー協会は「生花をリアルに再現し、生花にはない美しさを表現して造られた花」と定義付けています。

つまり、ものすごくリアルできれいな造花のことをアーティフィシャルフラワーと呼びますが、どこからが造花でどこからがアーティフィシャルフラワーとなるのか、その境界線は曖昧と言えます。

ぱっと見てすぐに造花とわかってしまうようなものは造花、質感や色使いがリアルで、近くで見たり触ったりしないと造花だとわからないものがアーティフィシャルフラワーというようなイメージです。

これまでの造花はお店やイベント会場などでたくさんのお花を飾って目立つことを考えて作られてきました。そのため色も自然の花よりも濃い目に造られていましたし、素材も樹脂やポリエステルなどが主流、茎や葉の部分は細いワイヤーが使われていて、見るだけでも造花とわかってしまいます。

一方、アーティフィシャルフラワーはリアリティーを追求しているため、ポリエステルの他にもシルクといった布やサテン、木綿、レザーなどが使われています。色使いも従来の造花と比べると淡く、濃淡などもリアルに表現して自然の花に近い色を再現して、これまで花の部分と比べると蔑ろにされてきた茎や葉の部分も精巧に造られています。

先程もご説明したように、一般的な造花はお店の開店祝いやお葬式など、とにかく花をたくさん飾って目立つことを目的にして造られていますが、アーティフィシャルフラワーはインテリアやギフトなど本物の花の代わりとして、あるいはフラワーアレンジメントで芸術的な作品を作るときに使うのを目的として造られています。

 

アーティフィシャルフワラーのメリットとデメリット

アーティフィシャルフラワーは造花ではありますが、以上のように非常に精巧に造られていますので、パッと見ただけでは本物の花と区別がつかないほどクオリティーが高いものも多くあります。
そのため、フラワーアレンジメントの花材としてアーティフィシャルフラワーが使われるということも多くなってきました。

そこで、アーティフィシャルフラワーのメリットとデメリットをまとめてみました。

・メリット

何と言ってもメリットは枯れないということでしょう。通常の花だと1週間〜2週間で枯れてしまいますが、アーティフィシャルフラワーでしたら美しさが永久に続きます。もちろん、水をあげる必要もないので日頃のメンテナンスの手間もかかりません。お部屋やオフィスのインテリアとして最適です。

さらに、生花を使ったフラワーアレンジメントよりも自由度が高いことも大きなメリットです。生花は茎を曲げると場合によっては花に水分が行き渡らずにすぐに枯れてしまいますが、アーティフィシャルフラワーであれば自由自在。茎や葉を活かしたアレンジが可能です。

・デメリット

やはり造花ですので、花本来の色合いやみずみずしさは生花には適いません。ただ、アーティフィシャルフラワーは近くで凝視したり、触ったりしないと造花とわからないくらいのクオリティーのものが多いですので、インテリアとしては十分です。

また、造花にあまり良いイメージを持っていない人も多く、ギフトや結婚式では生花と比較すると使いにくい面があるかもしれません。(ただし、そういった人にリアルなアーティフィシャルフラワーを見せると考え方を変えてくれる場合もありますが)

非常にリアルで、美しさを追求したアーティフィシャルフラワー。メンテナンスフリーで美しさも永久的に残るので、フラワーアレンジメントの花材として検討してみてはいかがでしょうか。

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