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仏花・お供えとしてバラのプリザーブドフラワーを供えてみませんか?

投稿日:2018.2.8 更新日:




従来、仏壇に供える花は、本物の花でなければならないと言われてきました。
造花を飾るなんて、とんでもない!ご先祖様に失礼だという人もいるかもしれません。
しかし、最近では夏場などは、暑さで花がすぐに傷み、虫が仏壇の金箔を食べてしまったり、費用がかかるという理由から、プリザーブドフラワーにする人が増えてきているのです。
プリザーブドフラワーにすれば、本来の花の美しい色合いと自然な風合いを残したままお手入れもいりませんし、経済的。虫に悩まされることはありません。
その中でも今回はお供えとしてバラのプリザーブドフラワーをアレンジのおすすめを紹介します。

●仏花・お悔みの花を飾るときのルール

とはいえ、仏花やお悔みの花を飾るときにルールはあるのでしょうか?
いったん復習しておきましょう。
仏壇やお悔みでお花を供えることは、基本的にご先祖様や故人を供養するということ。
しかし、絶対に守らなければならないというルールはありません。
ただ、基本的なこととして、花の本数は3本、5本、7本と奇数にすること。
そしてもう一つ、花を供えるときは、供養する側(私たち)に向けることとがあります。
そして、花の種類としては、水はけもよく長持ちすることから、菊、ユリの花がよく使われていました。しかし一番大切なのは、故人をお悔みし、私たちのご先祖様にしっかり「いつもありがとうございます」と日々の感謝を伝えるというその心、気持ちです。

さて、大事なポイントが分かったところで、どんなものがおすすめなのでしょうか?

●仏花・お悔み用、お勧めのバラのプリザーブドフラワー

・仏壇用
仏壇用のプリザーブドフラワーは、5000円〜15000円が相場です。
少し高いと思われるかもしれませんが、夏場の3か月間2日に1回、仏壇の花を変えることを考えてみてください。800円〜1000円の花1対、45日間と計算して、たったの3か月で実は36000円〜45000円の費用がかかっているのです。
比べるとプリザーブドフラワーの方がかなり経済的です。生ける手間や水が腐って匂いがする心配もありません。忙しい方、出張で家を空けることが多い方にもおすすめです。そして、仏壇用のプリザーブドフラワーとしては、こんなバラのアレンジが喜ばれています。
・白いバラ1本を基調に菊、小菊、カーネーションすべて白で小ぶりにアレンジ。
・白いバラ1本と青のバラ数本でアレンジ。
・白いバラ1本とグリーンのバラ数本でアレンジ
・白いバラ1本とブルーのバラでアレンジ
やはり色は白に統一するか、白、ブルー、紫で小ぶりにまとめるのが良いでしょう。

・お供え用
枕花の場合や葬儀から四十九日までは生花が適しています。
しかし、初盆を過ぎて、3回忌、7回忌、13回忌と亡くなられて何年も経っている場合は、プリザーブドフラワーにする方も増え、手入れが不要、いつまでも美しいという理由から喜ばれています。お供えは明るい色を取り入れてもOKですし、色彩豊かでバリエーションが豊富なプリザーブドフラワーは、残された家族の気持ちを明るくするようなラインアップが揃っています。こちらはどんなお勧めがあるでしょう?

・大きな白バラ1輪と小さなブルーのバラをボックスに。
バラは大きなバラ1輪とその周りにブルーや白、薄紫の小バラをボックスに敷き詰めれば、気を使わせないお供えに仕上がります。

・フォトフレームに小バラとアジサイを敷き詰めて
大切な人といつまでも一緒に。フォトフレームボックスに、小バラ(オレンジ、ブルー、白)を合わせ、その周りにアジサイを敷き詰めて。大切な写真を入れてくださいと言葉を添えて。

・紫のバラのグラデーションとアンティークな花瓶に入れて
紫のバラ、薄紫のバラ、白いバラとグラデーションにし、アンティークな花瓶にさしてみましょう。小菊、カスミソウ、アジサイを周りに。
花瓶もアンティークなものにすると、上品さが増します。
・紫バラ1輪と、デンファレ、菊、アジサイ、カスミソウをアレンジ、ガラスのドームに。

・香典返し
香典返しもプリザーブドフラワーにされる方が増えています。その場合、香典返しだからといって、色合いを白やブルーにする必要はありません。
赤、ピンクのバラを基調に華やかなアレンジにし、ガラスのドーム型や和製の花卉、ボックスタイプにしても喜ばれます。インテリアとして飾って、お部屋が華やかで明るくなるようなアレンジメントが好まれます。

●プリザーブドフラワーに抵抗のある方は…

いかがですか?最近では、たくさんのバラのプリザーブドフラワーが仏花・お供え用として販売されています。いつも美しいプリザーブドフラワーが供えてあるなら、仏様やご先祖様もきっと喜んで下さるはずです。それでも、プリザーブドフラワーに抵抗のある方は、命日や〇周忌のみ生花にし、他はプリザーブドフラワーにするのはいかがですか?
お供え用・仏花のバラのプリザーブドフラワー、一度考えてくださいね。

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