愛犬も歳をとれば人と同じで足腰が弱くなり、フラフラと歩くようになったり、立ち上がれなくなったりと介護が必要になります。そのようなときにも活躍するのがハーネスです。
こちらでは、大切な家族である愛犬の足腰の筋力を維持することができる後ろ足用の歩行補助ハーネスについてお伝えいたします。
Contents
◆後ろ足用の歩行補助ハーネスはどんなときに使ったらいいの?
介護用のハーネスと言っても、犬の介助が必要な部位によって、形状や装着位置が変わってきます。
胴体を全体的にサポートするベスト型ハーネスや、後ろ足や前足など部分的にサポートするものなどがあり、補助が必要な部分を人が持ち上げられるように取っ手がついています。
その中で、後ろ足用ハーネスは、後ろ足から腰にかけて力が弱ってきた愛犬におすすめです。
足をすって歩いたり、段差につまずくのは、足腰の衰えの第1歩です。
愛犬がフラフラ歩いているから、つらそうだからと大事をとって歩かせないと、筋肉が落ちて、かえって歩けなくなってしまうこともあります。お散歩や関節に負担がかからない適度な運動は、できるだけ続けるようにしましょう。
そうすることで、愛犬が寝たきりになってつらい期間を短くすることができます。
後ろ足を引きずりだしたら、歩行補助ハーネスを使い始めるタイミングです。
犬の後ろ足がフラフラする原因は、
・加齢による筋力低下
・椎間板ヘルニア
・変形性脊椎症など
・外傷や骨折など
・腫瘍や水頭症
・外耳炎
などが考えられます。原因も様々で病気の可能性もありますので、いつもと違うと感じたら、早めに動物病院で診察を受けましょう。
●歩行補助ハーネスLaLaWarkで後ろ足の筋力を維持
介護ウエアの企画・製造・販売もおこなっている制服のトップメーカー「トンボ学生服」が開発した歩行補助ハーネスです。歩行補助ハーネスLaLaWarkは、歩くときの犬のふらつきやつまづき、転倒を防止し、段差越えなどを補助するために使います。
高機能な歩行補助ハーネスにファッション性をプラスしたLaLaWalk。 体重を分散する独自技術のフレーム(ラダーフレーム)で負担を軽減でき、愛犬に合わせたサイズに調節できる機能で、体に優しいつけ心地です。胴巻きのお腹分は、男の子にも対応するように、U字にカーブしています。飼い主さんが持ち手を握って体重を支えるようにハーネスで補助します。閉めつけ度合いは面ファスナーで調整できます。
飼い主さんが少しでも愛犬の力で散歩をする手助けをしてあげることで、愛犬の筋力を維持する効果につながり、老犬の毎日を楽しく過ごさせてあげることができます。
愛犬のサイズや毛の量に応じてボタンの位置を3段階に変えて着丈の調節ができ、犬種や体格に応じて選べるサイズ展開です。ファッション性にもこだわり、ボーダーマスタード、セーラーマリン赤×紺、マリン白×紺×赤、チェックカーニバル紺など、色柄を豊富にラインナップしております。
http://www.houndcom.com/shopdetail/000000004074/
硬さが2種類で樹脂プレート内臓のサポーターパッド付き歩行補助ハーネスLaLaWarkもご用意しております。
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サポーターパッドを胴巻きに挟み込んで固定します。下半身がグラグラして愛犬が歩きにくかったり、腰回りがグラグラ動くと腰に痛みがある愛犬の場合、サポーターパッド付きで固定すると歩きやすくなったり、痛みを和らげる効果があります。
さらに、着用時に背中から腰にかけての姿勢をサポーターパッドで安定すると、補助する飼い主さんの体への負担も減らすことができます。
サポーターパッドの長時間の着用は避け、サポーターパッドの使用については、獣医師と相談しましょう。
歩行補助ハーネスLaLaWarkの付け方をイラストでご紹介しております。ぜひご参考にしてください。
また、歩こうとしない愛犬の場合、ハーネスで吊り下げるようにして歩くのは、愛犬にも介助する飼い主さんにも負担になります。そのような場合は、犬用の車イスも検討してみましょう。
●愛犬の後ろ足が弱ってきたと感じたら力をつけよう!
愛犬の後ろ足が少し弱ってきたなと感じたら、足腰の筋力を維持するために運動を意識しましょう。
ポイントは、日常生活の中で自然に運動して、毎日継続することです。
愛犬とお散歩をしながら、しつけをしながら、遊びながらできる運動を3つ紹介いたします。
足腰が弱くなった愛犬の場合は、愛犬の力に合わせて、必要な場合に応じて歩行補助ハーネスで最小限のサポート心がけましょう。
◇スクワット
ごほうびで誘導しながら、「お座り」と「立ち上がる」を繰り返しましょう。ゆっくり座らせることがポイント。早く座るよりも、ゆっくり座る方が後ろ足の筋肉をしっかり使います。
◇3本足キープ
4本足で立った状態で、「お手」をさせ、10秒ほどキープします。
◇坂道上がり
まだまだ外を歩く力がある愛犬には、上り坂は下半身トレーニングに最適です。愛犬の体力に合わせて、坂道の距離、勾配に配慮して、散歩コースに坂道を取り入れてみましょう。
実は、坂を上るよりも降りるときの方が力が必要です。斜めにジグザグに下りたり、前のめりになって転ばないように、必要に応じて歩行補助ハーネスでサポートしましょう。
ご紹介した運動は、気軽に元気なうちからできます。そして、運動のポイントは、楽しく、遊びながらです。飼い主さんにとっても、愛犬にとっても運動が楽しい時間になれば、毎日継続できるので、運動の効果もアップしますね。
歩行補助ハーネスについてお伝えしましたが、参考になりましたでしょうか。
愛犬の後ろ足がフラフラ弱ってきても、飼い主さんが補助をしてお散歩を続けることで、愛犬の筋力を維持することができます。飼い主さんにとっても、愛犬にとっても、ラクで快適な介護ライフを送れるように、歩行補助ハーネスを上手に活用しましょう。