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フラワーデザイナーになりたい人に!仕事内容と就職先は?

投稿日:2017.9.8 更新日:




フラワーアレンジメントスクールで専門的な知識・技術を学んで、資格を取得すればフラワーデザイナーになることも可能です。
でも、実際にフラワーデザイナーとはどんな仕事で、そんな就職先があるのか、どうしたらなれるのかを見ていきましょう。

 

フラワーデザイナーってどんな仕事?

デザイナーとはデザインを作る仕事。服やクルマといった形のある商品から、広告やWebサイトなどのメディアまで、さまざまな分野でデザイナーと呼ばれる人たちが活躍しています。

フラワーデザイナーはフラワーアレンジメントの技術を活かして、花束や結婚式のブーケや式場のテーブルフラワー、あるいはホテルやレストランのインテリアなど、さまざまな場所で花を使った装飾に携わります。

作品そのもののクオリティーは当然のことながら、会場やお店のコンセプトや雰囲気にマッチした装飾を考えて、デザインの提案から花材・資材の選定、制作までを一貫して行います。

 

フラワーデザイナーの就職先

一番一般的な就職先は花屋さんです。店頭で花束を制作したり、結婚式場などクライアントに出向いて作品を仕上げたりします。
また、結婚式場やホテルなどでもフラワーデザイナーを募集しているところがあり、館内の装飾やウェディングブーケ、テーブルフラワーなどのデザイン、制作を担当します。

また、店頭ディスプレイやイベントをプロデュースする広告代理店もフラワーデザイナーの就職先です。クライアントの店舗やイベント会場に出向いて作品の企画から制作まで行います。

いずれにしても花に関する装飾を、現場の雰囲気なども考慮しながら企画・制作するという部分は共通していると言えるでしょう。

企業やお店のスタッフとしてフラワーデザイナーの経験を積んだら、自分でフラワーアレンジメントの教室を開業したり、独立してフリーランスのフラワーデザイナーになったりする人も少なくありません。

会社員だと給料制なのでどうしても収入には限りがありますが、自分で開業してしまえば収入アップの可能性も十分あります。(ただし仕事が取れないと逆に収入が下がってしまうリスクもありますが……)

フラワーデザイナーという仕事は自分のスキルで食べていける夢のある仕事なのです。

 

フラワーデザイナーになるためには?

フラワーデザイナーになるためには花屋さんや結婚式場、ホテル、広告代理店などに就職する必要があります。

まずは現場でフラワーデザインに携わって経験を積んでいくという人が多いようですが、フラワーアレンジメントスクールに通ってみっちり技術と知識を身に着けて資格を取得してから就職するという人もいます。

フラワーデザイナーという仕事自体は資格がなくてもできますが、求人には「フラワー装飾技能士検定2級以上」「2級フラワーデザイナー以上」というように資格保有者のみを採用条件としたものもあるので、資格を取得しておけば就職にも有利になります。
スクールに通えばフラワーアレンジメントの技術だけでなく、色彩学や花の構造、フラワーアレンジメントの歴史など、幅広い知識を学ぶことが可能です。
また、独立開業したい人向けに開業準備や集客など、運営面をサポートしてくれるスクールも多くあります。

フラワーデザイナーになるためにはフラワーアレンジメントの技術はもちろん、さまざまな素養が必要です。

まず見た目が重要な仕事なのでデザインセンスが作品のクオリティーを左右します。レイアウトから花材の選定、制作まで、常にどう見えるか、周りの雰囲気にマッチしているかを考えていかなくてはなりません。
職場での実務経験やスクールでの授業でパターンなどを学ぶことでセンスを向上させることができますが、個人の才能もありますのでどうしても向き不向きが出てくる部分でもあります。

また、フラワーデザイナーは黙々と花と向き合っていれば良いという仕事ではありません。コミュニケーション能力も非常に重要です。顧客のイメージや要望を上手く聞き取る能力と、それを理解してデザインに落とし込む能力、そしてデザインを提案する能力が必要となってきます。
フラワーアレンジメントの講師をするためには教える技術も習得していかなければいけません。

独立してフリーランスのフラワーデザイナーやフラワーアレンジメントスクールの開業をする場合は上記に加えて経営者としてのスキルが重要になってきます。ビジネスモデルの作成や集客、資金調達、税務、人材管理などさまざまなことを自分で行わなければいけません。

 

フラワーデザイナーの仕事は決して楽なものではありませんが、お花好きの人にとっては自分の作品が認められて報酬がいただける魅力的な仕事です。
活躍の場も多く、高収入を得られる可能性もあるので、「好きなことを仕事にしたい」と思っているのであれば挑戦する価値があります。
今回の記事がご自分の将来を考えるきっかけになれば幸いです。

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