インテリア

オーダーメイド木製ブラインドの魅力とは?デメリットもあるの?

投稿日:2017.8.31 更新日:




ブラインドというとオフィスにあるようなアルミ製のものを思い浮かべるかと思いますが、実はアルミ製の他にもさまざまな種類があるのです。今回はその中でも木製のブラインドの魅力やデメリットについてご紹介していきます。

 

木製ブラインドの魅力は?

木製ブラインドとはその名の通りスラットの部分が木でできたブラインドで、使われている素材はバスウッドや杉、ヒノキから高級タンスに使われる桐までさまざまです。
具体的に木製ブラインドの魅力を見ていきましょう。

・お部屋にマッチしやすい

一般的にお部屋は木材やクロスで作られているので、お部屋の雰囲気にマッチしやすく、洋室、和室ともに相性が良いので使う場所を選びません。

一般的なアルミブラインドはオフィスに使われているというイメージも相まって、どうしても無機質な雰囲気を感じがちですが、木製のブラインドであればおしゃれにお部屋を演出することができます。

・遮光性が良い

一般的なカーテンだとどうしても強烈な太陽の光が透けがちですが、木製ブラインドであればスラットがしっかりと光を遮ってくれます。

・風通しが良く見た目も涼しい
スラットを開けば日差しを押さえつつも、隙間から心地よい風が入り込んできてきます。
特に明るい色目のものはすだれに似ていて見た目にも涼しさを感じられることでしょう。
また、レースカーテンのように風で舞い上がることもありません。

・落ち着いた雰囲気を演出できる

ダークブラウンやブラックのものは落ち着いた雰囲気があり、特に寝室や書斎におすすめ。外からの視線もしっかり遮ってプライベートな空間も確保できます。

・木の質感が楽しめ、インテリア性もバツグン

一番のメリットはやはり木ならではの質感でしょう。温かみがあり、ほんのりとした自然の香りは心を落ち着かせてくれるので、インテリアとしても最適。
カーテンの代わりに窓に設置するのはもちろん、部屋の中の仕切りにも使うことができます。

 

木製ブラインドにもデメリットはある?

木のやさしい質感が楽しめてインテリア性も高い木製ブラインドですが、デメリットもいくつかあります。

・高額である

一般的なアルミ製のブラインドが数千円で買えるのに対して木製ブラインドの相場は1万円以上。オーダーメイドのものであれば2万円以上するのもざらです。
材料費や作る手間が掛かるため、どうしても高額になりがちなのですね。

インテリア性も高いけど高級品だということは念頭に置いておきましょう。

・断熱性が低い

ブラインドは窓との間に隙間ができてしまい、更にスラットとスラットの間からも隙間風が流れるのでカーテンと比較するとどうしても断熱性が劣る場合があります。

特に木製ブラインドの場合は熱を反射しにくいので、日差しが強い場合は室内が暑くなりがちです。

・重いので昇降に負担がかかる

木の板が何十枚も積み重なっているため、布製のカーテンや軽量なアルミ製のブラインドと比較するとどうしても重さを感じてしまいます。

特にブラインドを上昇させるときはかなり負担がかかるので、特に毎日開け閉めするような使い方をする場合は少し大変かもしれません。

・部屋が暗くなり、狭く感じる

濃い目の色のものは落ち着いた雰囲気を感じさせますが、同時に部屋も暗くなりがち。視覚的にも狭さを感じてしまいます。

特にリビングや玄関先など、明るさや開放感を演出したい場所にはあまり向いていないかもしれません。

・汚れが落ちにくい

アルミ製のブラインドであれば汚れが付着しても拭き取ることができますが、木材の場合は汚れが付着して放置しておくと木の内部にまで汚れが浸透してしまって落とすことが難しくなってしまいます。
そのため、掃除など日頃のメンテナンスを行うことが重要です。

・折れやすい

カーテンは厚手の布でできているので、破れたり壊れたりすることが少ないです。ブラインドもアルミ製の場合はしなやかで衝撃や力を吸収してくれるので、折れることはまずないでしょう。

一方木の場合はしなりが少ないため、大きな衝撃や力が加わるとバキっと折れてしまう可能性もあります。

 

メリットとデメリットを考えて木製ブラインドを選ぼう

木製ブラインドはおしゃれでインテリア性が高い一方で、断熱性が低い、重いなどのデメリットもあることがおわかりいただけたかと思います。

「木の質感を楽しみたい」、「落ち着いた雰囲気を演出したい」という方にはおすすめですが、一方で「なるべくメンテナンスはしたくない」、「明るさや開放感を演出したい」という方にはカーテンやアルミ製のブラインドの方が良いかもしれません。

また、断熱性に関してはブラインドの内側にカーテンを設置することでカバーすることができます。

見た目のデザインや高級感だけでなく、実用性も考慮しながら、快適な暮らしを実現するような窓まわりを設計してみてくださいね。

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