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遮熱カーテンで快適なお部屋にしよう!選び方・使い方ガイド

投稿日:2018.2.28 更新日:




窓にカーテンを付けるのは外から光が入ってきたり丸見えになったりすることを防ぐためですが、光が入ってくること防ぐ遮光カーテン、騒音対策に便利な防音カーテンなど、効果的に何かの働きをするカーテンもありますよね。
その1つに遮熱カーテンがあるのを、ご存じでしょうか?

遮熱カーテンは熱を遮る機能を持っていて,、特に夏、外の暑さから室内を守るのにとても役立つカーテンです。
有効活用するための選び方や使い方をご紹介しますね。

●遮熱カーテンって、どんなカーテン?断熱カーテン、遮光カーテンとの違いは?

遮熱カーテンは暑い夏でもお部屋が涼しく保てるように、外の熱気を遮る機能があるカーテン。
波長の違ういろいろな光線がある太陽光のなかでも、とくに暑さの原因になる赤外線をカットしてお部屋の温度が上がるのを防ぎます。
UVカットカーテンは日焼けの原因となる紫外線をカットする機能を持ったカーテンで、同じ太陽光対策でも違う加工が施されている、というわけ。
買うときは間違えないように注意する必要がありますね。

遮光カーテンは光を遮る機能を持ったカーテンです。
光には熱があるので遮光カーテンで光を遮ると熱も遮ることができ、遮光カーテンと遮熱カーテンは働きが似ているカーテンだと言えるでしょう。

断熱カーテンは冬に、お部屋の暖かさを守るカーテン。
外の冷たい空気がお部屋に入り込むことや暖房で暖めた室内の空気が出て行ってしまうことを防いで、お部屋の快適な温度を保ちます。
しかし夏に使うと昼間は暑さを防げるものの、夜は外が涼しくなっても室内は保温されたままになってしまうので気をつけなければいけません。

●いろいろある遮熱カーテン、目的・お部屋別の選び方は?

遮熱カーテンにはカーテンに熱を遮る加工をしたもの、遮熱機能のある繊維を使った生地をカーテンに仕立てたもの、遮熱レースカーテンがあります。
それぞれの特徴や選び方をご紹介しますね。

・熱を遮るように加工した遮熱カーテン
ステンレスやアルミ、樹脂などのコーティング剤でカーテンに熱を遮る加工をした遮熱カーテンは、熱を遮る能力に優れています。
ただ密度の高いカーテンになり、見た目的にも重く、触るとゴワゴワして、カーテンならではの柔らかい印象や風に舞う軽やかさは楽しめないので残念!
またカーテンを閉めると昼間でも真っ暗になるほど光も遮ってしまうので、電気をつけなければならなくなり、日中を過ごす部屋などには不向きかもしれませんね。

実際にも重いので付け外しに苦労する、ということも覚えておく必要があります。
大きなカーテンだと女性一人で付けたり外したりするのは大変で、気をつけないとクリーニングなどに出すさいに外せはしたものの重くて付けられない、ということになってしまいますよ。

しかし遮熱効果は抜群で強烈な朝の光や西日の熱を遮るのに非常に力を発揮し、寝室にはピッタリ!
また日中は出かけて留守にしている家にもおすすめで、帰ってきたときのむっとする熱気をかなり軽減することができるでしょう。

・遮熱機能の繊維を使った遮熱カーテン
遮熱機能の繊維を用いた生地の遮熱カーテンで、加工の遮熱カーテンよりも性能的には劣りますが、代わりに布の良さを楽しむことができるという特徴があります。
化学繊維で扱いやすいこと、軽いので女性のひとり暮らしでも取り付けや取り外しの心配をしないですむことをポイントに選ぶ人も・・・。
家庭での洗濯可能なものが多くあるので、汚れやすい子供部屋や食事をするなどで清潔を保ちたい部屋に向いています。

・遮熱レースカーテン
遮熱レースカーテンは遮熱機能のあるレースカーテンで、採光しつつ外の熱を遮ることができる優秀なレースカーテンです。
ドレープカーテンほど熱を遮る機能は優れてはいませんが、明るさと涼しさの両方をお部屋に取り入れることができて快適!
冷房効率をアップさせる効果もあり、日中を過ごすリビングなどに付けるのがおすすめですよ。

●せっかくの遮熱カーテン、効果をアップさせる使い方は?

遮熱カーテンの外の熱を遮る機能、どうせならフル活用したいですよね。
せっかくの遮熱カーテンを効果的に使う方法をご紹介します。

・レースとドレープの両方を遮熱カーテンにする
とにかく熱をしっかり遮りたい、という場合におすすめなのが、ドレープカーテンとレースカーテンの両方ともを遮熱カーテンにする方法です。
遮熱カーテンをダブル使いすることで、高い遮熱効果を得ることができますよ。
しっかり遮熱したいときは両方を閉じ、遮熱はしたいけれども光も取り入れたいときは遮熱レースカーテンだけを閉じる、といった使い方ができるのも便利なのではないでしょうか?

・窓に貼る遮熱シートと合わせて使う
熱を遮る便利なグッズには窓に貼る遮熱シートもあって、一緒に使うと遮熱カーテンの効果を上げることができます。
光は少し遮られてしまうもののインテリアの邪魔にもならずに便利!
ホームセンターなどで売られていて値段もお手頃、窓に貼るだけという手軽さもおすすめのポイントですよ

むっとする不快な夏の暑さから、遮熱カーテンで解放されたら嬉しいですよね。
遮熱カーテンについて種類や選び方、効果をアップさせる方法をお伝えしました。
ぜひ活用して、快適なお部屋づくりに役立ててくださいね。

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